言われて気づいたピングドラム

　ピングドラムの最終回でダブルHが出るとは思わなかったと知人と話していました。それに関して、ネタバレなので一応反転しておきます。
　ダブルHがひまりに会いに行ったのは新曲のCDを渡すため、その新曲はひまりの好きな言葉をタイトルにしている。
　ダブルHの二人は今でもひまりのことを大事な友達だと思っている。その証拠にひまりが編んだマフラーを彼女たちが身につけていた。すごく嬉しそうに「大事な友達からもらった」と言っていた。
　思い出してほしい。そのマフラー、完成したけど、ひまりは捨てた。
　拾ったのはサネトシ先生、ダブルHに送ったのもサネトシ先生。
　これは推測。
　きっと、ダブルHはひまりからマフラーを受け取らなければ、新曲をわざわざひまりの好きな言葉にしなかっただろう。
　しなかったし、わざわざひまりに会いに行ってまで渡そうとも思わなかっただろう。
　りんごに会うこともなかっただろう。りんごも乗り換えの呪文を知ることはなかっただろう。
　つまり

　サネトシ先生、自爆です。痺れます!!

　つかね、乗り換え前の世界は、ひまりに厳しすぎる。

　かなり話は変わりますけど、メリーさんのお話の、女神様の理不尽さがたまらなく好きです。だよね、罰ってそういうもんだ。
　これ、ついったでも言ってますよ。

　コントです。

【ただ道場の娘ってだけ】
啓：職業柄、理香は魚を三枚に下ろせてもおかしくはないと思うんだ。
理：私、学生です。

【内緒の話だったようです】
夏：でも、刃物の扱いには慣れてるよね？
理：いやだな、夏子さんまで何を言っているんですか。
夏：だって前に遊びに行ったら刀の手入れしてたじゃん。
理：しー！　しー！！

　刀を扱うにも格というものが……免許いるんじゃなかったかな。