夜のピクニックを読み直しました

　恩田陸先生の「夜のピクニック」映画にもなってます。見に行ったぞう!!
　ノスタルジーの魔術師ってのがホントしっくりきますな。恩田さんの学園ものはだいたい好きです。ええ、だいたい。
　恩田さん、有名なことだけど、当たり外れの差がでかすぎるんだよ……。信者ですら新刊の購入を躊躇うほど。
　私のお気に入りは「三月は深き紅の淵を」「麦の海に沈む果実」「黒と茶の幻想」「木曜組曲（これも映画になっている）」「不安な童話」あたりかな。もちろん夜ピクも。
　この中で一番を選べといわれたら木曜組曲か……黒茶と悩みます。
　恩田さんの話は別にすごいことが起こっているわけじゃないけどなんか楽しいです。そら大体死人が付きまといますが。ミステリだもんね。

　けど「好きな作家の作品で一番を選べ」って質問は何気に酷いですな。選べないもん。森博嗣先生の作品も好きで読んでますが、一番は選べませんな。

　てことでコントです。

【本来みんなで使うものだから】
啓：気分を代えてホットプレートでチャーハンを作ってみた。
風：おいしかった？
啓：火力がたらん。何より寂しかった。

【ひっくり返すときに場外】
啓：まためげずにでっかいホットケーキを作ろうと思って――
夏：判ったから、黙って。
啓：…………。

　ホットプレートで作る焼きそばはなぜあんなにうまいんだ。麺がカリカリに焦げるのもまたいいのだ。