更新履歴と暴言を吐いて屁理屈を言うブログ
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ヽ(`Д´)ノ
(ノ`Д´)ノ彡┻━┻
というくらい寒いです。あまりの寒さに「自転車で移動するなんてとんでもない!!」と諦めたくらいです。でもぎりぎりまでチャリは乗りたいなあ。寒いのは嫌ですが。どうしよう……。
今日も22:00くらいに私がちゃっとーるーむにいるぞ!! 一時間くらい粘りますが、誰もこなかったら拗ねて他に行くんだからあ!!
んでつづきに俺得なまいめびの二次創作です。とりあえず、ファンの方に怒られなければそれでいいです。
私にとってマイメリシリーズは神なのですよ。同じくらいにシンフォニック=レインも。
ソニーチェックに守られているにもかかわらず、さーっと軽く血の気が引くような欝をやらかすQ'tronが、長井先生が、西川先生が大好きなのです。
切なく美しく、そして残酷なQ'tronが大好きです。ま、私はまいめり、シンフォ、メモオフしか知らないですけどね!!
んでもって「さーっと軽く血の気が引くような欝」ってのが私の目標です。
(ノ`Д´)ノ彡┻━┻
というくらい寒いです。あまりの寒さに「自転車で移動するなんてとんでもない!!」と諦めたくらいです。でもぎりぎりまでチャリは乗りたいなあ。寒いのは嫌ですが。どうしよう……。
今日も22:00くらいに私がちゃっとーるーむにいるぞ!! 一時間くらい粘りますが、誰もこなかったら拗ねて他に行くんだからあ!!
んでつづきに俺得なまいめびの二次創作です。とりあえず、ファンの方に怒られなければそれでいいです。
私にとってマイメリシリーズは神なのですよ。同じくらいにシンフォニック=レインも。
ソニーチェックに守られているにもかかわらず、さーっと軽く血の気が引くような欝をやらかすQ'tronが、長井先生が、西川先生が大好きなのです。
切なく美しく、そして残酷なQ'tronが大好きです。ま、私はまいめり、シンフォ、メモオフしか知らないですけどね!!
んでもって「さーっと軽く血の気が引くような欝」ってのが私の目標です。
休日。
一日いっぱいレゥちゃんに付き合って撮影に小さいこの町を歩き回る。
「レゥちゃん、カチューシャは付けなくても……」
レゥちゃんはしつこくネコミミカチューシャを付けていた。
「でもでも、こうしたらにゃんこのなかまだとおもってくれるかもしれないでしょ?」
「…………」
理由はこの通り。それはないだろう、とはやはり言えない。
しかし何度も失敗しているのにめげないのには感心している。
「ひろとくーん! このおはな、かわいいよ~」
ネコミミを付けたレゥちゃんが、道の端に咲いている小さな花を見て笑っている。……癒される。
「ひろとくん、このいしへんなかたちだねー」
「ひろとくん、あのかんばんはなんてよむの?」
「ひろとくん、たんぽぽたんぽぽ!」
こんな調子で歩き回った。
「いっぱい撮ったね」
「うん!」
夕日を背にオレ達はセミの鳴く田舎道をのんびりと歩いた。ずっと歩き回っていてオレの足は疲れているが、レゥちゃんは元気そのもだ。
「でもにゃんこはとれなかった……」
「……うん」
しょんぼりと肩を落とすレゥちゃんになんて声をかけていいのか判らない。
逃げないようにとオレが抱きかかえてそれを撮影すれば、と提案し実行してみたのだが、レゥちゃんが近づきすぎて猫が暴れ逃げ出すと言う結果に終わった。幸い二人とも怪我はなかったが……レゥちゃんの落ち込みようはなかった。余談だが、フォローするオレも大変だった。
「でもでも、このしゃしんをみたら、おにいちゃん、レゥがたのしくやってたってわかるよね?」
気を取り直したのか、レゥちゃんはまた笑顔に戻った。オレも頷いて肯定する。それだけでレゥちゃんはまた更に笑顔になる。
「あれ?」
「ん?」
進行方向、夕日で逆行になってよく見えないが人が歩いてくる。知り合いかな? そう思ってじっと見ていると本当に知り合いだった。前にも同じことがあったな。
「鏡さん?」
「んー?」
レゥちゃんが首を傾げる。何回か会ったことがあるだろう。
「あら?」
向こうも気づいたようだ。
「こんにちは」
「こんにちは」
「こんにちは! オレ――」
「水上さん!」
オレはレゥちゃんの口を慌てて塞ぎ、愛想笑いを浮かべる。首をかしげているが、鏡さんはあまり気にしていないようだ。ったく、レゥちゃん、あとで叱っておかねば。
「それ、岸森君の趣味?」
鏡さんは視線でレゥちゃんの頭のものを指した。
「はい?」
「んー? ひろとくんのしゅみ?」
二人で鏡さんの視線を追い、レゥちゃんは途中で困って首を振る。
「……カチューシャのことですか?」
「ええ」
こともなく頷く鏡さん。視線に若干の軽蔑が混じっているのは気のせいだろうか?
「こ、これはレゥちゃんがっ!」
「個人の趣味にとやかく言う趣味はないから安心して」
無表情で言われても……。
「違うんですこれはレゥちゃんが猫の写真をとりたくてそれで猫の耳を付けたら仲間入りできるという思い込みから――」
必死にまくし立てるが、鏡さんは聞いていなかった。
「そう」
そっけなく言うと、レゥちゃんを見る。レゥちゃんも鏡さんを見ている。……黙ったほうがいいかな。
「…………」
「…………」
な、なんで二人とも黙るんだ。しかもレゥちゃんすごい真剣に鏡さんを見詰めている。し、失礼だよ……止めなくては。
「レゥちゃん、そうやってじっと――」
「にゃんこ」
右手人差し指を指して、レゥちゃんは言った。
「はい?」
脳みそが理解を一瞬拒絶したが、オレは必死になってレゥちゃんの言葉と動作の意味することを考えた。
「にゃんこ!」
花が咲くように、レゥちゃんの顔に笑顔が広がった。
「な、なに?」
戸惑う鏡さん。オレも戸惑うと言うかなんというか。
「にゃんこ!!」
レゥちゃんはオレを振りほどくと、自身が付けていたネコミミカチューシャ外し、戸惑う鏡さんに付けた。
「にゃんこ!!」
レゥちゃんの行動は素早い。携帯電話をすぐさまカメラモードに切り替え、すぐさま撮影。カシャ! という撮影完了の音がしたときにオレ達は我に返った。
「ちょ――」
「レゥちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
この町に来て初めてこんな大声を上げた。怒りではない、むしろ恐怖に近い。
「だって、おめめがね、にゃんこにね、にてるよ」
「そういう問題じゃないでしょうが!!」
どうしよう、どうしよう、どうしたらいいんだ? まずは謝罪? 謝罪だ。なんて謝罪を?
「…………」
無言でカチューシャを外す鏡さん。無言だからこそ、怒りが伝わってくる。
「変わった命令をしているのね」
「違います違います!! これはレゥちゃんの意思です!!」
「うん、レゥね、オレンジ――じゃなかった、みなかみさんのね、おめめがね、にゃんこににててかわいいっておもったの」
だー!! 余計なことを言わないで!!
「………………」
怒ってる怒ってる怒ってる!!
「それでね、にゃんこのおみみをね、つけたらもっとかわいいっておもったの」
「……………………」
怒ってるよー!!
「それでね、レゥ、にゃんこのしゃしんがとれなかったから、みなかみさんをね、とったの」
「…………………………」
無言。そして無表情、先ほどから変わらず無表情。なのにやっぱり怒りが伝わってくる。なんでレゥちゃんは気づかないんだ!? というかオレはどうフォローすればいいんだ!?
「変わった、命令を、しているのね、岸森君」
先ほどと同じ言葉。ただし必要以上に力の入った言葉に強い怒りを感じた。
「だからそれは――!!」
それから、オレは必死になって説明と謝罪を繰り返した。
レゥちゃんに鏡さんの写真を消すように頼んだが、
「せっかくにゃんことれたんだもん! やだ!!」
と頑なに拒否された。そして鏡さんに冷たく睨まれた。どれだけ説得してもレゥちゃんはデータを消去してくれない。オレも力ずくて奪って、ということはしたくないので必死に説得をするが……聞いてくれない。今まで撮れなかった分、達成感と充実感があるんだろう。確かにそれは判るが……。
五分ほど説得を続けたが変わらず。妥協案として、絶対にプリントアウトしないという約束だけは取り付けることが出来た。それでも鏡さんの視線は冷たいままだった。
――その夜。
オレは海岸沿いの自動販売機で鏡さんにビールを奢るはめになった。
具体的な数は聞かないで欲しい。
ただ、しばらく外食が贅沢となりそうな財布状況になった。
これは完璧な蛇足。
レゥちゃんが撮影した、ネコミミを付けた鏡さんは……。
レゥちゃんが言う通り、可愛かった。
もちろん、本人には言えない。
猫とカメラ、完
ほーら俺得(*´Д` *) ほーら俺得(*´Д` *)
しかしいい気分転換でした。今後もたまにこういうことをやるべきですね。同じことを考えていると煮詰まってしまう。
そしてこれは……てけすとの二次創作のとこに置きますか。
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