時々申し訳なくなる瞬間

　このブログを「マイメリ」とかそういう単語で見っけた人がいると知ったとき。

　すみません、カオスなブログで……。

　マイメリは好きです。大好きです。PSPのは買いますよ。
　なんの話かというと、アクセス解析はたまに不幸になったり、圧倒的に申し訳ない気持ちになるって話さ。

　そして本当に申し訳なく思わなくちゃいけないのは、小説を更新しないことです。これは……うん、頑張るよ……。

　それまでお馬鹿な小話で我慢してください。
　てことで続きに小話ですー。

　夏子はまるで、私はこの人とは知り合いじゃありませんよと言わんばかりに思いっきり顔を背けた。そらそうだ、公共の面前で堂々と盗みを働いたと豪語する人間の知り合いなんてほしくない。
「ふふん、ドラクエの醍醐味を楽しんできたぞ。まあFFでも家捜しは出来るがな。そこは気にするな」
　気にするところはそこじゃないだろう。
　ま、オレもやろうと思っていたことなのであまり深く考えないでおこう。
「えーと？」
　さて、どういう反応をしたらいいのだろうか。ちと困って風花を見る。
「旅には色々必要だよね」
　自分を誤魔化していた。なんだろう、すごくかなしい。
　とりあえず、他の事を考えよう。
　えーと。
「愛の盗賊ってことは、あれだな博。三上先輩のハートを盗んでやるぜこんちくしょうってことだな？」
「正解だ、フレンド！！　そしてこれは勇者に捧ぐ物資だ。なあに、ゲーム内の出来事、誰も俺たちの行動を咎めやしないさ」
　要するにスルーされたってことだろう。ゲーム内はいつだってそうだもんね。リアルだとありえねえ。
　博はテーブルにどんと戦利品の入ったふくろを置いた。
「たちってのは……」
　戦利品をあまり見ないようにオレは口を開いた。
　その疑問に博はこれ以上ない笑顔を見せてくれた。女子以外に見せるということはものすごく機嫌が良い証拠だろう。
「マイ・クイーン、あさみんのことさ！！」
　女王様に格上げされてら。

　だだだだだだ！！

「！？」
　薄暗い酒場に、城で見た兵士たちがやってきた！　捕らえに着たのか！？
　思わず身構えるオレ（何故オレだけなんだ）を無視して兵士たちは懐から各々楽器を取り出した。おいまて懐にトロンボーンもホルンもヴァイオリンも入らないぞ！！
「気にするなフレンド、ここは非現実だ」
　やめろ、普通に価値観が破壊される。
　オレの精神状態を無視して兵士たちはドラクエで有名なあのメインテーマが流れた。……待て、それはバラモスを倒したときに流れかける曲だ。
　これをBGMに一人の人間が酒場へと入ってきた。勇者のオレが転げながら入ってきたのに対してこれはなんなんだ……。
　唖然としてその人物を見る。
　博が言っていた通り、麻美がそこにいた。
　メインテーマをBGMに、ルイーダの酒場へと入ってきた。
　曲が終わり、麻美は髪をかき上げ、言った。
「……よきにはからえ」　
　兵士たちは一礼すると、その場から走って消え去った。
　絶句。
　何に絶句かって、登場の仕方もだが、麻美の格好だ。これはもう簡単に説明できる。

　バニースーツ。

　ドラゴンクエスト3における、女遊び人の衣装そのものである。



　正解は、
　元樹・僧侶
　博・盗賊
　麻美・遊び人
　でしたー。
　元樹はともかく、残りの二人はあっさり決まったよ!!