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更新履歴と暴言を吐いて屁理屈を言うブログ
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 あけましておめでとうございます。
 今年も、私、りむると当サイト、月のない夜に猫が鳴くをよろしくお願い致します。ゆるーい更新ですが、何卒、何卒よろしくお願い致します。本年も生暖かく見守ってくださいね。

 てことで、web拍手とはまた違う、10ジョインさんの啓輔の正確分析についてのお返事です。反転させときます。
 続きには小話もあるでよ。一応これでこの話は終わりです。次はリクか。

 想像以上に深くつっこんでいただきありがとうございます……!!
 なんというか、まず、真っ先にお礼を言いたいです。たくさん読んでくれて、考えてくれてありがとうございます。
 てことでつっこみ返しwです。

>啓輔は馬鹿
 馬鹿ですね。
 こう、箇条書きでつらつらとかかれますとよりいっそう理解できます。
>夏子や元樹に対しては、喧嘩を売っているとしか思えない
 夏子はともかく、元樹に関しては無意識でケンカを売っています。理由? 馬鹿だからだよ!! 売られてるから売り返してるんでしょう。買えばいいのに。

>やさしい
 これに関しては最重要事項(かもしれない)ので何とも言えません。
 強いて言うならば「勘違いしてる」ですかね。何度も言ってますが。
>度の過ぎた優しさ
 これはもう優しさじゃなくて甘やかしてるってことですよ。
 おとぎ話のメインキャラの中には甘やかしたらいけないのがいるのです。そやつを甘やかすことはそやつの破滅なのです。……破滅は言いすぎですが、良くない結果が待っているのです。ええ、予定です。

>啓輔と祐一
 これかなりびっくりしました。言われてみればそうですね。二人は対照的だ。
 風花と舞衣はそう書いてたんですが、主役もなってたのか。いやはや、びっくり。

 この考察を読んで思ったのが、啓輔って持っている能力は良いのに、馬鹿なので使いこなせていない、ですね。
 ま、馬鹿なんですけどね!!

 ちなみに、風花が夏子の事情について啓輔に釘を刺すのは単に風花が夏子のことを大事に思っているからです。啓輔じゃなくても怒ります。むしろ、啓輔だから釘を刺す程度で済んでいます。
 三上先輩は……まあ、あの人の考えていることなんて知らないほうが幸せです。
 まあ、二人とも無神経だってのを理解してのうえ発言でしょうね。


>麻美に関して

( ゚д゚)


( ゚д゚ )

 こっち見んな。

 いや、これマジでびっくりというか驚愕です。同じ意味じゃねーかというつっこみは不可です。
 驚愕。うん、驚愕。これしか出ないです……。
 しかし本当に麻美好きですなー。

>『愚者』
 ぴったりですね。
 カードの意味とも合っています。すごい偶然だ。
>・決断力
>・思いがけない強い力
 この二つがいいですなー。主人公って感じです。主人公ですけど。

>メインヒロイン
 情報がほぼまったく出ていないのでそう思うのも仕方ないのかもしれません。
 ただ、私は頑なにメインヒロインはラスボスであれと信じているのです。
 つまり、そういう事なのです。判るか。

 次は麻美をやってくれるんですよね。楽しみに待っています。


 長い割にはあまりまともな返事をしてない気がしないでもないですが、人生そんなもんです(?)
 ともかく、深い考察をありがとうございました!! 他人の考えほど面白く参考になるものはありません。啓輔・麻美だけでなくほかのキャラも受け付けますよw 他のお方ももちろん大歓迎です。簡単な感想も、web拍手も大歓迎中です。


 むう、新年一発目は随分と長くなったのう。ま、いいか。




 これって前も聞いたなーと思いつつ弥生は口を開いた。
「そんなに嫌?」
 肝心な言葉が抜けた質問に、洋子は微笑んだ。
「絶対嫌」
 本気で本当に嫌なんだ、と再確認する二人。
 三上洋子は人の本質が、その人を見ただけで判る。大雑把に説明すれば嘘がすぐ判るということだ。裏表のない人間ならば何も問題ないが、ある人間だったら耐え難いものがある。
 洋子はそれを嫌がっている。もちろん、幼馴染二人はそのことを知っている。けど、どれほど嫌っているかはいまいち理解していない。
 小首を傾げる二人に洋子はため息をついた。
「自分の将来を選ばないくらい嫌。
 大体、私の立場だったら嫌でしょう? 例えるなら、そこら辺の酸素や窒素が見えるようなものなのよ」
 その例えは何か違うと思いながら恭平は曖昧に頷いた。
 ――将来を選ばないくらい。
 その言葉で二人は言葉の重みを理解した。
「願いを叶えるには相応の対価がいる」
 洋子は二人ではなく、空を眺めながら独り言のように呟いた。
「だから私はその対価を払う」
「はあ、それが学校の先生なわけかあ、良く判んないなあ」
 洋子の願いを叶えるのは普通の人間では出来ない。が、洋子の祖母は普通の人間ではない、洋子の願いを叶えることが出来る力を持つ特殊な人間だ。洋子は数年前から自身の力について祖母に相談している。その結果が今である。
「まあ、あのばあちゃんの頼みならほいほい聞いちゃうけど」
 恭平は洋子のポテトをつまみつつ言う。
「洋子のおばあちゃんっていいよねえ。小さくて、でも暖かくて優しくて、そんで、なんかこう、ほわわんってする」
 うっとりとした表情で弥生は言う。
「つうことは、教師生活が鍵なんだろうな」
 弥生の反応を無視して、薄汚れた天井を見上げ、恭平は言った。
「でしょうね」
 普通の生活とはかけ離れたことが起きるんだろうと洋子は予想する。
 祖母がくれたピアスに触れる。
 そのときくれた言葉を思い出しながら。
 何かが起きることは確実だ。
 だったら、それが終わったらまたこうやって集まって報告しよう。
 そのときには二人の状況もまた変わっているだろう。
「てことで、皐月をよろしくね」
 話の流れを無視した弥生の発言に、眩暈は来ない。
「シスコン」
 洋子と恭平は小さく笑い、声を重ねた。弥生は意味もなく得意そうに笑った。

 終わったら、報告しよう。
 また、この三人で会おう。

 ――終



 XXXHOLiCかよ!! というつっこみはおkです。
 好きなんだ、あのシステム。

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