更新履歴と暴言を吐いて屁理屈を言うブログ
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それに伴い、記念部屋を記念部屋あるふぁに変更しました。
そこにブログ連載その1「報告会」その2「飯田麻美の一日」があります。ふと読み直したくなりましたらどうぞ。私は過去の二作を読んで、そのときのテンションを思い出しました。何というハイテンションでしょう。何も考えていないギャグって不可解過ぎですね。
最近ドラクエ6にも飽きてきたので(ダークドレアム倒した)、本編のほうも頑張ろうとちまちま書いてます。スターハンターですが……。啓輔クラスの馬鹿が生まれそうです。二人くらい。
おとぎ話は……うん、なんかこう、フリーダムにやっていた時代が懐かしいです、はい。
てことで、不可解な小話は続きにです。
そこにブログ連載その1「報告会」その2「飯田麻美の一日」があります。ふと読み直したくなりましたらどうぞ。私は過去の二作を読んで、そのときのテンションを思い出しました。何というハイテンションでしょう。何も考えていないギャグって不可解過ぎですね。
最近ドラクエ6にも飽きてきたので(ダークドレアム倒した)、本編のほうも頑張ろうとちまちま書いてます。スターハンターですが……。啓輔クラスの馬鹿が生まれそうです。二人くらい。
おとぎ話は……うん、なんかこう、フリーダムにやっていた時代が懐かしいです、はい。
てことで、不可解な小話は続きにです。
何も変わっていなかった。
そんなことは弟は知りませんでした。おそらく弟の義理の母もそうでしょう。知っていたら私の実母と同じ道を辿ったりはしません。
不幸の始まりは妹の魔力の有無でした。
高い魔力を持つ父と母の間に生まれた弟には両親と同じように、いえ、それ以上の魔力がありました。家の長い歴史上、一番とも言われたほどだそうです。
同じく、高い魔力を持つ父と、高名な魔術師の家の血を持つ母との間に生まれた妹にも、高い魔力があると思われていました。少なくとも望まれていました。
ですが、妹には魔力がありませんでした。
私のように人並みの魔力だった、という話ではありません。
まったくなかったのです。
ご存知かと思いますが、私の住む世界では魔力のない人間は差別対象です。魔力のあるものから酷い仕打ちを受けます。ですから、魔力のない人たちは集まり、別の集落を作ってそこに住んでいます。
そう、そんな世界なのです。
幸い私は魔力至上主義の人間ではありません。
魔法で出来ることは確かに大きいです。でも人は魔法などなくとも生きられるのです。実際、魔力のない集落に行ったことがありますが、そこの人たちは不自由なく生活していました。魔法なんて必要なかったのです。
ですが、そういう考えの人間はごく少数です。
家には、少なくとも弟の周りにはそのような人間は妹の母しかいませんでした。
弟本人は魔力の有無など気にしてはいませんでした。
ただ単に新しく出来た妹を可愛がっていました。私に見せられないのが残念だとよく言っていました。
弟は妹を可愛がっていました。
父は魔力を持たない妹を露骨に嫌いました。その両親も同じです。妹の母は父の反応に戸惑い、ですが、我が子を守ろうとしました。弟も妹を守ろうとしました。
私は妹に嫉妬しました。似たような境遇なのにどうして私には――そんな気持ちが生まれたのです。ですが、それは私の両親に失礼と思いました。なのでその気持ちはすぐに消え、代わりに妹の母親が心配になりました。
私の実母と同じ目にあうのでは――? そう思ったのです。
しかしそれは杞憂でした。少なくともその当時は。
二人に守られたせいで父は妹に手が出せませんでした。
私を平気で捨てた父です。妹にも容赦するはずがありませんでした。
諸君、私は欝展開が好きだ。
諸君、私は欝展開が好きだ。
諸君、私は欝展開が大好きだ。
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