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更新履歴と暴言を吐いて屁理屈を言うブログ
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 再放送してたようです。くやしい。全力で見てやるぜ!!
 色々あってDVD化されなかったという、悲しき名作です。本来ならばあれが私のドラマDVD購入デビューだったのに……。何故か次の未来講師めぐるを買ってましたね。あれはあれでいいのです。めぐるを見るとなんと!! 深田恭子が可愛くて可愛くて仕方なくなります。恐ろしい……。
 でもサラリーマンの金ちゃんは好かぬ。それでも金曜ナイトドラマばんじゃい。


 てことで、続きに小話です。
 告白よりも独白のほうが良かったかと思うけど、これはこれでよし。
 しかし欝はすらすら書けるぜ。




 求めて、望まれてきた弟です。
 父は第二の妻を褒め、周囲も同調しました。離れですごしていた私たちにはまったくどうでもいいことでした。ただ単純に新しく生まれた生命を祝福しよう、そういう雰囲気はありましたけどね。
 弟は大事に育てられました。上流家庭です。お金は惜しまず、手厚く手厚くですが、過保護ではない程度に大事に育てられました。
 弟は小さなころから優秀でした。
 勉学は人並みでしたが、魔法の覚えは天才的だったそうです。父も、その妻も、父の両親も――私の祖父母ですね――も大層喜んだそうです。
 ですが、不幸なことが起こりました。
 弟の母が亡くなったのです。私が十四歳、弟は五歳でした。
 胸の病気だそうです。発覚したときにはもう手遅れの状態だったそうです。弟の母は、父とその両親に弟を頼むといって息を引き取ったそうです。
 家は悲しみに包まれました。私も悲しかったです。
 よく知らない人ですが、人が亡くなるのは悲しいことです。
 それは私の両親の親が亡くなったときに痛感したことです。私の義理の祖父母に当たる人が亡くなったとき、とても悲しかったのです。私に良くしてくれました。とても優しい人たちだったのです。それを思い出しました。
 そう思うと、弟が不憫に思いました。
 私のときよりも、より近い人が亡くなったからです。
 辛いでしょう、悲しいでしょう。
 ですが、私は弟のもとには行きませんでした。
 行こうとしたら両親は止めたでしょうし、何より家が阻止してたでしょう。お気づきと思いますが、弟は当時私の存在を知りませんでした。 



 さらっと言ってるけどやっぱり酷いなあ。だがそこがいい。
 欝を書いているときの自分は最高に輝いている、と思っている。

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