更新履歴と暴言を吐いて屁理屈を言うブログ
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code_18届いてないですよ!! 大丈夫!! これっぽっちも気にしてないんだから!!
本当だよ!! 本当だったら本当だよ!!
明日来るもんね!! たぶん来るもんね!! ものすごい高確率で来るもんね!!
ところで、そろそろここ北の大地の最低気温が3度とか愉快なことになってきているんだが……。まあ、所詮最低気温、朝だけさ。
話は続きに。
本当だよ!! 本当だったら本当だよ!!
明日来るもんね!! たぶん来るもんね!! ものすごい高確率で来るもんね!!
ところで、そろそろここ北の大地の最低気温が3度とか愉快なことになってきているんだが……。まあ、所詮最低気温、朝だけさ。
話は続きに。
翔くんが転校する。翔くんに会えなくなる。
その事実が頭の中をぐるぐると回る。
友達に朝の挨拶をされたけど、うまく返せない。返さなくていい。今それどころじゃない。
翔くんに会えなくなるって、どういうことだろう。
一緒に部活巡り出来なくなるんだ。最近行ってないけど。
生徒会室で駄弁ったり出来なくなるんだ。
一緒にケーキを食べに行けなくなるんだ。
ふらっと外に出てたまたま偶然会うこともなくなるんだ。
一緒に、いられなくなるんだ。
でも、それは翔くんと出会う前に戻るということと同じだ。
状況は同じ。
でも、私の心は違う。
一緒に過ごして、楽しくて、心地よいと思った時間は、ちゃんとしっかり、残っているよ。
行ってほしくない。
けど、そんなこと言ったら翔くん困る。翔くんだって残りたかったぽいのに。私が引き止めたら、翔くんの決意を揺るがすことになる。
翔くんのお父さんの、邪魔をすることになる。家族を引き裂くことになる。
そんなこと、絶対にしてはいけない。
じゃあ、諦めるの?
「なら、諦めるの?」
まるで私の考えを読んだかのようなタイミングで洋子は言った。隣の席で、ノートを取っている。あ、今授業中なんだ。突然の言葉に周囲のクラスメイトが驚いている。
一緒にいたいけど、翔くんの都合を無視してまで一緒にいたくない。でも、翔くんに会えなくなるのは嫌だ。
「望みは出た。なら、出来る方法を考えなさい」
遠くにいる翔くんと会う方法。
私も一緒に行く。却下。すべてにおいて無理。留学という手段もあるが時間が掛かりすぎる。
長期休暇を利用して会いに行く。現実的。お金は翔くんと同じく新聞配達すればいい。親の許可は頑張る。なんとかなる。してみせる。邪魔なんてさせない。
これだけじゃ足りない。
携帯電話のメール機能。国際電話。お手紙。
「エアメール」
それだ。
あと、テレビ電話。インターネットを使えばなんとかなるかもしれない。うちのパソコンはお父さんのだから、自分の買おう。お年玉貯金は下ろした覚えがないからきっとそこそこあるはず。
チャイムが鳴った。時計を見たら給食時間だった。私は長時間考え事に没頭していたみたい。
昼休みにキョンくんのところに突撃する。キョンくんはパソコンに詳しいのだ。
「キョンくんキョンくん! インターネットでテレビ電話できるの?」
「そのようなサービスを受けるには双方にウェブカメラとマイクが必要である」
「いわゆるソウホウコウという奴だね!」
「大正解だ」
「相場はおいくらでしょうか!」
「ピンキリ」
ぬう。
でも、翔くんにもカメラとマイクを用意してもらえれば顔を見てお話しすることが出来る!
目の前がぱあっと明るくなった。
問題から逃げるのではなく、ちゃんと正面から見据えて立ち向かうこと。それが最善手。
難しいね。
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