更新履歴と暴言を吐いて屁理屈を言うブログ
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特に話題がなくて困っている。
えーと、たまにちゃっとしたいですが、参加してくれる方はいますか? 予定は土曜の夜。某所とかぶってんなと思いますが、普通休日の夜だわさ。
かにちゃっとさんは落ちやすいので違うのにせんとなあ……。
お話は続きにだよー。
えーと、たまにちゃっとしたいですが、参加してくれる方はいますか? 予定は土曜の夜。某所とかぶってんなと思いますが、普通休日の夜だわさ。
かにちゃっとさんは落ちやすいので違うのにせんとなあ……。
お話は続きにだよー。
世界は何事もなく進んでいるが(どこにだ)、我が家ではとてもビッグニュースが到来した。なんとなく日本語がおかしい気もするが、特に問題はない。
母方の伯母さんのお犬様が出産なさるというのだ。マイシスター・皐月が大喜びする。子犬は可愛いのう。そうさね、0.3756皐月くらい。飼いたい飼いたい飼いたいと暴れる我が妹のその顔は私に似ている。やはり可愛い。親が困っているが、黙っとけばいい話なので同情はしない。冷たい娘だと思うかい? そうかいそうかい。
そんなこんなで、仕事が特になくても私は生徒会室に入り浸るようになった。居心地がいいのだ。理由は不明。
放課後をここでほけーと過ごすのも悪くない。大体は部活巡り。案外ね、みんな歓迎してくれるんだよ。特に体育会系は。鼈甲飴持ってくからなんだけど。けど、吹奏楽部はなー……なんかこう、魂から敵対するものを感じるのだ。部そのものじゃなくて、一人の男子なんだけど。何でかなあ……。
「宿敵なのよ」
読書にふけっていた洋子が顔を上げ私を一瞥して言った。なんで洋子がここにいるかというと、なんとなく誘ったら着いてきたという次第です。まあ意味が判りませんな。キョンくんはさっさと帰った。友達と狩りがなんとか言っていた。恐ろしい話である。ゲームだろう。
「前世で終わっていたはずの戦い……まだ奴の中で決着がついていなかったのか……」
私は眉間にしわを寄せ頷いた。我ながらさっぱり意味が判らない。
「そんな大げさな話ではない」
真面目に返さないでよ。
「最強の矛と無敵の楯みたいなもんよ、あんたたち」
「なにそれ、矛盾の話?」
「そう、互いに存在を否定しないと存在意義を失うのよ」
「物騒なことを言うね、相変わらず」
私の言葉に洋子は鼻を鳴らし、小さく笑って読書に戻った。
「大体ね、私は相手を否定して得るような存在意義何ざ持ってないのだ」
「そうね、あなたは妹を肯定して生きているわね」
「それのどこが悪い! 皐月は宇宙一かわゆいぞよ!!」
笑顔全開で皐月の愛らしさについて語ろうとすると、洋子は軽くため息をついて荷物をまとめやがった。ここで実家に帰らせていただきますと言われたらどうしよう。
「…………」
何も言わずに出て行きよった。何か言ってやろうと口を開くが、出てこない。代わりに生徒会役員がやってきたので、不問にしておこう。弥生さん、偉い。まあめんどくさくなったのだ。だって洋子の言うことっていちいち難しい。それに大体悪意がある。
たまに思うのです。
なんで真っ当に友達やってるんだろうって。
そんなアンニュイな気持ちを吹き飛ばしてくれるがために、翔くんはやってきた!! 歓迎歓迎! 超歓迎!! ケーキを用意してクラッカーを慣らしたい気分だ!
今日も翔くんは超絶にかわゆい。0.6377皐月くらいだ。
「わーい! わーい! 翔くんだ!!」
万歳三唱のち生徒会役員二人を紹介する。
「翔くんわざわざ生徒会室まで来てどうしたの?」
「ああ、聞いてください。
ぼく、部活を辞めようと、それを顧問の先生に伝えたんです。そうしたらすごく引き止められたんです。部長も近くにいまして、二人に必死にです。
ちゃんと理由も言いました。ぼくも頑張って辞めたい意思を伝えたのですが、二人とも納得してくれないんです。確かに短距離を走りたくないって言うのは、ちょっと我侭かなって思いますけど、だけど……だけど……ぼくは自由に走りたいんです。だから辞めたいんです。
どうして判ってもらえないんでしょうか?」
困った顔の翔くん、可愛い。
ともかく翔くんの熱い気持ち、この生徒会長であり、西野皐月の姉である西野弥生がしかと受け取った!!
頭をカラカラと回転させる。翔くんのこの疑問を解消し、さらにはこの熱意を顧問に届ける確実な策を出してやるのが、私の使命!!
ぴこーんと思いついた。さすが私、ものの二秒で答えをはじき出した。
「それはちゃんと退部届けを書かないからだよ」
真剣に聞いていたであろう、生徒会役員うち一人がごががんというけったいな音を立てて机に額を打ち付けていた。私のナイスな案に感動したのだろうか。だったら目の前にいる翔くんのような、賞賛、憧憬、競艇、豪邸のうような羨望の眼差しを私に送るのが大正解である。
「ああ、そうですね。忘れてました。担任に言えばいいのでしょうか?」
「そうだと思うよ」
「判りました。あとで貰いに行きます。そうですよね、ちゃんと手続きを踏まないとだめですよね」
日本は手続き社会なのだよ。まんざら嘘でもない。
「うんうん、いきなり辞めたいって言われてもそら困るよ」
「ですよねー」
素直な翔くん可愛い。そうしたポケットのケータイが震えたので取り出した。おおう、キョンくんからのメールだ。
件名
本文
カレーにチョコを入れるとおいしいらしいが
どのくらい入れたらいいと思う?
ふむ。
ぺこぺこと返信する。
件名 RE:
男だったらゴーカイにやっちゃいなよ!!
いい返事だった!!
翌日キョンくんに、もう弥生に料理のことは聞かないと言われた。
何故。
誤字脱字がすごいかもしれない。理由はそんな推敲してないから!!
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